FRP製作

FRPとは、Fiber Reinforced Plastics(ファイバー・レインフォースド・プラスチック)の略で、繊維強化プラスチックとなります。

ガラス繊維やカーボン繊維などのマットに樹脂を含ませて強度を向上させた複合材料のことです。

 

多くの場合、成型用の型(モールド)を作成しその型を使用して製品を作成します。

その為、型の製作の丁寧さがそのまま製品に反映されます。

型を作成するにあたり原型製作の段階からはじまります。

製作したい製品は希望の形状を優先しますが、形が複雑になると割型の制作になりますので型製作、製品共に手間がかかりその分コストも高くなります。

 

その辺のバランスを製品の価格とデザイン要求を加味しながら提案させていただきます。

要望と価格のバランスも大切な製品ファクターとなりますので、お客様と納得するモノづくりを進めてまいります。

 


製品製作例

原型製作工程。

水族館の整流板の受注を頂きました。

原寸図面に合わせて原型の制作を行いました。

 


型の製作

製作した原型から型を製作します。複雑な形も写真のように割型を使用し製作することが出来ます。

 


製品仮合わせ

納品前に他のパーツとの仮合わせをし現場での作業の省力化するためにこの時点で修正を行います。

 

 


現場作業

現地の水槽内での整流板の取り付け作業です。

 



パーツ製作例

製作された細かなパーツ類。

一つ一つの製品クオリティが最終的な製品全体の仕上がりを左右しますので細かなパーツでも気を抜かずクオリティを高めます。

 


小パーツの割型と製品

小さな製品でも、必要とされる形状により割型を使用し製作する必要が生じます。必要とされる形状製作には手間を惜しみません。

 




形状強度と補強素材

 

FRPは形状自体で強度を強める形状強度と製品を積層(貼り合わせ)する段階で積層するにマットよる補強とがあります。

 

FRP製品の多くは製品特徴として「軽量さ」も求められますので、より薄く製作する中でどれだけ強度を高められるかも、大切なファクターとなります。

 

ケイズクラフトでは、製品デザインを作成するに当たり、それら強度のためのデザインを効率的に取り入れながらお客様が納得するデザインを提案しながら製作を進めてまいります。

 

 

 


量産対応

 

弊社では製品製作の効率を上げるために、積層作業、塗装作業、乾燥作業を別の部屋で行う事で、ある程度の量産に対応できるようにしております。

 

その工程に合った温度管理を徹底し、作業効率を上げることは作業環境だけではなく、製品価格にも反映されますので、レスポンスのよい作業環境を整え、適正な価格で製品化が進められるように努力してまいります。

 

メーカーのレーシングカーの製作でカーボンコンポジット(プリプレグ)に携わった経験から、高い精度の製品づくりを求められてきました。

現在の製品づくりにもその経験とノウハウを生かし、一つ一つ精度の高い製品づくりを心掛けております。

 

有限会社ケイズクラフト

千葉県柏市金山907-9

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